地球は、1日1回、時速 1,600km で自転(赤道上では時速約1700kmの速さ)しながら、太陽の周りを時速 10 万kmで公転(1年に1回)していて、その速さは時速約10万7000 km。
そう、私たちは宇宙船地球号に乗って我々は絶え間なく動いている。
地球の自転速度は場所によって異なり、赤道のほうが速く、北極や南極では自転の速度が「ゼロ」になる。
時間のない世界では、成長や老化といった時間に依存する現象が存在しない。
太陽系は銀河系の軌道を時速85万kmで公転し、銀河系は膨張する宇宙に乗るかたちで、秒速630km(時速約216万km)の速度で移動していると考えられている。
時間のない世界では、出来事の重要性や因果関係が強調され、時間の経過による変化が重要でなくなる。
しかし、銀河のすべてが同じ速度で移動しているわけではなく、宇宙の膨張速度よりも速い「特異速度の銀河」が観測されている。その違いは何から生じるのだろうか?
時間のない世界では、物事は時間に依存せず、一度に存在する。
アインシュタインの相対性理論によると、宇宙には共通の現在が存在しないため、絶対的な時間が存在しない。時間とは、人間が生み出したただの概念である。
「時間は存在しない」